食品EC業界のニュースをお届け!
2024/07/09
今回は、食品EC業界の最新ニュースをお届けします。食品EC業界は、近年急速に拡大しており、新しいサービスやトレンドが次々と登場しています。今回の記事では、最新の動向や話題について網羅的にまとめましたので、ぜひご一読ください!
目次
日本の食品EC市場が拡大
日本国内における食品EC市場が拡大している。2020年には前年比で約20%の成長率となり、74億円に達したとされ、2021年も引き続き拡大が予測されている。これには、新型コロナウイルスの影響による外出自粛や感染対策のための在宅勤務、そしてネット環境の普及が一役買っている。
食品EC市場での会員制サービスの活用
食品EC業界において、会員制サービスを活用する企業が増えてきている。そうした企業では、会員の購買履歴や好みを分析し、おすすめ商品を表示するなど、より個別性の高いサービスを提供している。また、会員制サービスの導入によって、顧客ロイヤルティを向上させ、リピート率を上げているケースもある。
オムニチャネル化が進む食品EC業界
オムニチャネル化とは、店舗とECサイトを一体化させた販売システムを指す。この手法を活用することで、店舗での販売とECサイトでの販売を統合し、顧客への接点を多角的に展開することができる。また、店舗で品物を見たあとECサイトで購入する「ショールーミング」や、ECサイトで注文した商品を店舗で受け取る「オンライン注文受取りサービス」も展開されており、消費者にとって利便性が高い。
食品EC業界における物流の改善
食品EC業界において、物流の改善が進んでいる。主に対象となるのは、冷蔵品や生鮮食品であり、これらは従来の通販と異なり、配送には多くの課題があった。しかし、近年では、配送時間の短縮や、専用の配送車両によって商品の鮮度を保つことができる配送方式が普及してきている。また、自社で物流の配送網を持つ企業も増加しており、よりスピーディーで確実な配送を実現している。 以上、最新の食品EC業界ニュースについて紹介したが、今後も業界の発展とともに、多様化・進化が期待される。新しい取り組みやサービス展開に注目をしていく必要がある。